Standing By Myself OR Stand By Me

私が家を出たのは24才の2月。
出たといっても、出た先はカナダはトロントで自立する工程としては少しイレギュラーだな。
でも一気にぶったぎったおかげで、家への愛着だのは全く無かったし、
一年後に帰ってきても実家に住もうとは微塵も考えなかった。
5ヶ月くらいの充電期間を経て、一見無謀な国分寺の家への居候を決めたってわけだ。
しかも親に「家出るから金貸してくんね?」っつって借金までして。


周りの子たちは一人暮らしなんて当然にしていて、
まー18歳くらいから始まったり、20歳から始まったり、22歳から始まったり。
そんな子の一人がいつだったかな、こんなことを言っていたことがあった。
「友達に、いーなー一人暮らし。超羨ましいー。いーなー。とか言われたんだけどさ、
んじゃやってみろって思うよね。全部自分でやんなきゃだからマジすげー大変だし、
辛いこともたくさんあるし。」
私はこれを聞いて、(ま、大変なんだろうな。寂しかったりするだろうし)
と思ったが、まだ経験もしてなかったがとても違和感を感じた。
自分の事を自分でやるのに別に大変かー
それに変わる有り余る自由があるんじゃないだろうか?なんて思った。
ま、有り余る自由なんて別にないんだけど、今思ってもこの感覚は間違ってなかったな。
お金のこと意外で特に苦労はないよなー
私は人一倍家に居ると、ムキムキ苛々してしょうがない生活を送っていたから、
心の穏やかさったらないよ。
家に居るとこう。
うっせーババア!話かけんじゃねー!バーロー!(←ババアとか言って金は借りるのです!)
と、こうなる。もう鼻時出ちゃうよ。


25歳や30歳になって一人暮らしをはじめて、
何て大変なんだろう、何て面倒臭いんだろう
なんて思う人は、今まで何やってたんだYO!って思う。


ま、私の場合一人暮らしじゃないし、
家賃や公共料金の支払いはアスカさんがやってるし、
家事も分担だし、楽してますな。実際。
カナダでも、国分寺でも、文京区でも一人暮らしじゃないから、
さすがに今から一人暮らししたらどうなるかな。
夜な夜な泣くか、夜な夜な寝るか、しーんとした空間をどう処理するか、
そんな暗いイメージしか沸かん。ドキーードキーードーーーキーーー!!!
ってなるよね毎日ね。映画とか見んのかな。
とりあえず、近所のバーに一人で通うのだけは止めたい。


逆に〜一人暮らしとかって〜憧れるし〜みたいな!
それかもう、みんな文京区に住んでしまおう!


昨日は七夕で晴れてたのに、外にも出ず、
室内から「ありあまる金」を願った。
確実に叶えてもらえないだろう。
ごめん、ヒコ&オリ。
他力本願するなら、思いっきりした方がいいと思ったんだ。