アイムWBF!!

巷では、ツイッターというよくわからないシステムに連日人々が流れて
ナウナウ言って盛り上がっているようですが、私はもうキャパいっぱい。
仲良く遊べそうもありません。
そんななか、高円寺にミニコミのイベントに行って来ました。
こんな時代だからこそ(とか全然思ってない)やっぱ、紙!自製本!だっふんだ!
ミニコミイベントの目的はかのツイッターとかみてると吐きそうで直視できない(でも本人もツイッタ登録してるとかしてないとか)と言ってた我らが出世頭W(ワカマツ)です。


彼女は自費出版ミニコミを売ったり、フリーペーパーを作ったり、参加したり多岐にわたり活動中。
イベントには同じくいろいろと活動している方達が自らのミニコミ、フリーペーパーを持ち寄って、食べながら飲みながらゆるく盛り上がっていました。その中のいくつかを貰ったり購入したりして少しテンションあがる。フリーペーパーって好き。


ここに、本人の承諾無しに紹介する。
Wの魅力は何だろうかと考えると、その危なっかしさ、それを世間に公表する強さ(弱さと紙一重の)に私はあこがれているんだと思う。ステージに上がり人前で歌を歌うことができるのと同じくらいに。
そしてその危なっかしさを上回るユーモア(つうか、おもれー)が最大の魅力ではないだろうか。
長年ブログに書き続けている、日常で体験した自身の人間関係、他人の人間関係、、芸能界という共通の人間関係に潜むモヤモヤしたアレを、異常なまでの観察眼と、これまたいきすぎた想像力と、あわせもつ冷静さによる深い考察力を駆使して、彼女なりの(ナルホドねと思うこと多数)解答を導き出す、そんな文章が一番好きだ。
私はカナダにいる時からずっと、WBF(ワカマツブログファン)だった!



  
■むだにびっくり
■むだにびっくり 出会い系編

ブログに書いているような、こと、調子で作り上げたミニコミ
その体験(風俗現場潜入とか)もさることながら、やっぱり書きざまがおもしろいよね。
自虐っぷりもGoo!
出会い系編では自分をまとも側においているが、もうギリギリな感じがハラハラした。



  


そのWがむだにびっくりと一緒に発行している
■おいちわさま (1巻、2巻刊)
がとても好きです。
一巻は、おいちわさまなる4コマの他に、自身の文鳥との暮らしを描いた漫画も併載されている。
二巻は全部おいちわさま。文鳥漫画というよりは文鳥を愛し、文鳥により出会った人たちの漫画だ。
登場人物がみんなキュート。というかみんながみんなを好きになるパターン。
これは王道漫画のセオリーだと思うんだけど、甲乙はあるものの登場人物それぞれにみんなが愛着をもっている。
スラムダンクなんてそうよね。
桜木花道が好きだけど、ミッチーもリョーちんも好き。
私のお気に入りはルリヒコ(人間の方)です。
お気に入りのシーンは、ルリヒコ(人間)がルリヒコ(軍鶏)に惜しみない教育をしているところ。
世知辛さんが怪しい団体に入って草むしりしているところ。
この「おいちわさま」は「むだにびっくり」を描いたあとでふっとできた陽の部分なんではないかと思う。
安達哲がお天気お姉さん、幸せのひこうき雲のあとにバカ姉弟を描いたような。
というわけでもないかしらん。


おいちわさまが、まんがクラブとかで連載されることを
まだひっそりと願っています。コンビニで立ち読み。


ツイッターなんかしてないで、こんな風に本気で発信されたものを読んだらいいぜ!


私もいつか外側だけじゃなく、中身のあるミニコミを作ってみたいもんだ。
でも合作とかでもいいな。文章と絵。


あ、あと
会場になってた高円寺の「まんま みじんこ洞」がとってもいいお店だったよ。
私は満腹だったので食べなかったけど皆さんの食べてるものがすげーうまそうだった。
そして安いよー。ミニコミも読み放題!またいこー



W=田房永子
http://mudani.seesaa.net/




ユートピア木原でした。ドンッ!