literature

GW。
毎日、制作と睡眠と食事のループです。
制作の割合が思ったより少ない気がするが大丈夫だらうか。
少しずつ形になってきている。がんばれあすかちゃん。




福満しげゆき村上春樹を続けて読んでしまい、
少しでも考え始めると胸がドキドキしてあたふたするような気分と
脳が一段低い、違うな、深いところに潜って戻ってこないような感覚を
味わう。要はくらい、一寸先はアレ的な。


村上春樹。変わらない生活、どちらかというと文句のない人生、
だけど一つ確実なのは自分の居る今その状態がまともではなく
そこにいればいるほど飲み込まれる状況にある。
原因も本当は知っている。でもぬるい水の中にいるように動くことが出来ない。
最近読んだ小説の中の言葉で言うなら、心に石があるって感じか。
圧倒的に、あかるくないし、煮え切らないし、諦観がただようし、
村上春樹って何がいいんだろう。でも何かがとてつもなく人をひきつけるんだよな。
読んでるときのぬるい心地よさはなんだろうか。
村上春樹の小説の中に出てくるビールは、キンキンに冷えているか、
ものすごくぬるいかのどっちかだと思う。
なんかそんな感じが物語り全体を覆っているような感じ。
村上春樹で初めて読んだのは「カンガルー日和」だった。
比較的不思議よりで暗い話ではない。装丁もよく今でも大事に持っている。
とても衝撃を受けたように記憶している。でも劇的ではなくじわじわとした。


福満さんは、いまや人気者で、でも本当に日本の漫画の持っている(もっていた)
素晴らしいものを漫画という絵と文字で表現できる数少ないひとではないか。
手塚先生や不二子先生や赤塚先生を読んでいるときのような、
絵をすごく大事にコミカルにしている。どんどん画面がすごくなっていくんだ。



読むことはなぜこんなに面白いんだろう。
そうだなー、誰かととても赤裸々に、とても理想的に
会話をしているような感覚がある。でももっと余計なものに左右されない会話。
その誰かとはきっと自分だ。とても深いところで会話をしているような脳味噌になる。
読むことに時間を費やしてきたからか?
わからないけどとても集中して考え事ができる気がする。
でもだからなのか、軽く軽快に音楽を聴くように読むことがまだできない。
静かなしんとした時間で一人、寒くもなく暑くもなく、硬くもなく柔らかくもない場所で
いつ読みやめてもいいし、いつまでも読んでいてもいい、
そんな気持ちでページを捲ることが好きだ。



気持ちが浮いたり沈んだり、あっちにいったりこっちにいったり、
嬉しくなったり悲しくなったり、受け入れたり拒否したり、
わからなかったりわかったり、おろおろしたり割り切ったり、
随分前向きになったり止まったり、肯定して否定して、わくわくしたり、あわあわしたり
こうやって文字にすると中学生みたいだけど、みんなそんなふーに生きている。はず。
真意を隠したような声色で電話口にでることだってある。
そういったむやむやした気持ちって読んでるときの気持ちに少し似ているかもしれない。
むやむやドキドキはらはらキラキラ
深く深く綺麗に綺麗にいつかけらけらする


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GO GO HOUSE 展示販売会
『HANDSHAKING』
2010年5月13日(木)−17日(月)
12:00―21:00
アンティークスタジオみのるにて

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★5/15(土) ライブイベント
木製の椅子 アコースティックワンマンライブ
『KEEP OUR SOUL-with GO GO HOUSE-』
open 18:30/start 19:30 ¥2.000(ticket+1drink)
openig act:wami

予約いただいた方にはもれなく、GO GO HOUSEのオマケつき!
予約・お問い合わせ:
gogohouse@hotmail.co.jp もしくは info@mokuseinoisu.com
お名前と人数をお知らせください。

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