ナゾ of ダンス

「ああそうか、ダンスしなきゃいけないんだった。」
自分の口から出た言葉でここ数年の疑問に答えがでた。

数年前に私がふられて落ち込んでいたときに、
友人が、文化的に、まわりくどくこう励ましてくれた。
「どんな状況であってもダンスし続けなければならない。アイロンをかけながら料理をしながら。」
私はそれにとても感銘をうけたんだけど、ずっとひとつだけわからないことがあった。
なぜダンスなんだろう。
それを気にするようになってからたくさんの人が同じことをいっているのを知った。
とにかくダンスしろと。ステップをとめてはいけないと。
私はわからなかった。
なぜダンスなんだろう。
前に進む、止まらない、とどまらないということでいえば
歩く、走るでもいい。いいはずだ。
でもなんでダンスなんだろう。
みんなが口をそろえていうには訳があるはずだ。

でも私はもう知っていた。
ダンスしなきゃいけない。
歩くでもなく走るでもない。
ダンス。
一歩々々、着々、ひとつずつ、そういったニュアンスとは少し意を異にしている。
そうだ。ダンスだ。

シャルウィーダンス?
喜んで。





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