FOOD係 3

三回目のフード係をしました。
木製の椅子 オザシキ vol.4にて。

今回もキッシュを焼きました。
2種。せっかくなので、春の食材で。
ふたつとも、黒ゴマのスティッククッキーを付けて。

筍とからし菜とアスパラガスのキッシュ
 生の筍をゆでて、むしたからし菜とアスパラにチーズ

春キャベツとレモンとアンチョビとモッツァレラのキッシュ
 塩をふった春キャベツ、国産レモンを皮ごとにモッチャレラチーズとアンチョビ
 こちらはかなり酒のつまみ的キッシュですね。


次はまた、夏に夏のキッシュが焼けたらいいなと思います。

キッシュっていうと、卵たっぷり、バターたっぷり、クリームたっぷり、チーズたっぷり
なイメージだし、実際そういう料理だと思うんですが、
私自身があまりそういうのが苦手というわけでまありませんが、
なんというか、いつでも食べたいなーと思う味ではないので、
なるたけ、あっさりと、素朴にと思っていつも作ります。
パートには卵やバターは使わないし、
アパレイユには、生クリームは使わないし、
具もできるだけ旬の野菜で作りたいと思っている。
それはそれでなんの問題もないんですが、
やっぱりそういった材料を使用しないってことは、
キッシュとしては、少し物足りないというか、
少し違ったものになってしまう可能性がある。
わー、おいしそうなキッシュと思って食べてみたら、
なんかちょっと違う。これはこれでおいしいけど。
と思われるのであれば、それはあまりよくないんじゃないかとも思います。
そういう風にして作るのであれば、
なんか違うけど、すごいおいしい!ってならないと
いけないんじゃないかとも思います。
でも、それはなかなか難しいことです。
作ってみるととても奥の深い料理だということもわかります。
具の組み合わせ、ちょっとした味付けの違い、
具材の切り方、具材の重ね方、
パートの焼け具合、全体の焼け具合、
色々な条件が合わさっておいしくなる。
難しいなあ。
こういうのは、家庭に代々伝わるレシピを
ママンから習うのが正しいな。

卵を増やせばもっとプリンとなるし味が出る。
生クリームを使えば、どっしりと食べ応えがあり、コクも出る。
バターを使えばこってりうまい。
豚肉や、ハムや、ベーコンを使えばジューシーうまい。
でも、そうではないけど、とってもおいしいね、
そういう、キッシュを作りたいものだなあ。