今日は 今日を

半分の日

もしかしたら半分の年かもしれない

半分の年の半分の日


復興も原発も解決していない

それでも希望をもって人々は生きていると思っているんだけど

それを無情にもふみにじる動きがある

なんでそんなことをするんだって思う

今それを強行していいのか

そんなことをしている時なのか

一言で言うととても恐ろしいです

恐いです

何が恐いかっていうと

私たちの 一人ひとりの思いや声が届かないのだと感じること

無力に襲われ何もしなくなること

感覚が麻痺すること

声を上げるのを 上げる前に諦めること

流されること

今はまだ心がわけのわからない恐怖に慄いている

ぐっと胸が熱くなる

それすらもしなくなることが怖い


この乖離は埋めることはできないのだろうか

いつの時代もそういうものなのだろうか

なんのためにあの人たちはいるのだろうか


私たちの願いはただ一つだ

朝起きて いつもと同じ一日を過ごし

夜目を閉じて 一日の平和を感謝し

眠りにつき また朝目を覚ます

今日を一日一日 生きていきたい


子供たちが大声をあげてかけまわりますように

猫たちが日がな怠惰に眠れますように

お母さんのあたたかさや

お父さんのやさしさが

力を発揮しますように

みんなが希望を手放さず前を見ていけますように

いつの日か みんなで

手をあげて舞えますように

ダンスをしよう