秋の酵素

秋の酵素を作る。
今回は、7.5kgです。
春の酵素はちょい足りなくなったら、夏の酵素など作って補えるが、
秋の酵素はなくなった時点で冬至を過ぎていたらそこでジエンド。
節分までは作ってはならないのです。なのでちょい多めに仕込みます。

酵素」に入れる材料の種類は多けりゃ多いほどいいってことなんですが、
まあ、30種以上をとりあえずの目標とし揃えます。
ちなみに種類が多いほど、お互いの悪いところを相殺しあい、毒ですらなくなるというのですから。
また、自分にどの酵素が足りないのかというのは調べることは不可能でしょう。
なので、たくさんとって当たる確率を多くするということです。

というわけで、今回入れたのはこちら。
もちらん全て国産。種なしはバツ

・りんご
・かぼちゃ
・にんじん
・ブドウ(種あり)
・プルーン
・キウイ
・なし
・洋なし
・いちじく
・柿(種あり)
・みかん
・ユズ
・すだち
・レモン
・パプリカ(赤)
・パプリカ(黄)
ごぼう
・赤ビート
・山芋
・さつまいも
・里芋
・じゃがいも
・栗
・玄米
・大豆
・小豆
・小麦
金時豆
・きび
・黒豆
・イタドリの根
・オオバコの葉
・シイタケ
・シメジ
・エノキ
・エリンギ
・ショウガ
・ラディッシ
計38種類!!!

栗は鬼皮ごといれちゃいます。
もちろん、果物や野菜も種も皮も。(ミカンは皮入れない)
山芋やサツマイモ、じゃがいもはほんのちょっと。(粘りが強くなるのと、アルコールができやすい)
あと、葉物の野菜ももちろん入れていいんだけど、冷えやすくなるのと、白菜なんかはにおいが出るようなので、
好みで量を調節すべし。


■夜仕込んで一夜明けた後の感じ

一番上に蓋にした砂糖にしみだしてきている。
これをこの後、手で混ぜました。
混ぜた時、ちょっと冷たかったので、居間に移しました。
発酵に良い室温は人が生活するくらいの温度がよいようです。

■砂糖を溶かしている段階の感じ

これは四日目かな。
春の酵素や梅の酵素に比べて、すっごくとろとろねばねばしている。でろ〜〜〜んって感じ。
そして、赤い。ビーツやらサツマイモやらかぼちゃやらブドウやらにんじんやら、色の濃いものをいれているからかな。
ざくろジュースのような色です。バーガンディ。
面白いことに秋の酵素はやっぱり、秋の色になるんだな。

■砂糖も溶け、だんだん発酵してきている感じ

十日目。蓋をあけると材料が膨らんでいるような感じになってきた。

泡が出てきている。
春夏に比べ、気温が低いので長めに発酵。10日〜14日くらいみたいです。
見極めるポイントは、温かさと材料がぷかっと浮いてきたら。
私も未だよくわからないが。

■荒ごしと本ごし

ざると、細かい網で2回こして、海の成分を入れて、
しばらく発酵を落ち着けるために熟成中。
こすときにちょっとこぼしちゃってがっかり。超もったいない。
表面に細かい泡がでる。

これはあみなどで掬ってとっておく。
私はこれで顔を洗います。スクラブみたいでピーリングみたいでとってもいいのです!!
すっきりしっとりもっちり。

成分が抜けて小さくなってる絞りカス。
これも使い道は様々。

■完成

この瓶で2つ分。
味は、甘い。春や夏は甘酸っぱいかったけど、今回は甘いね。
もっと酸味のある材料を増やしても良かったかも!
来年は目標50種類!?

これで、ああ、冬も安心だ。